撲殺日記

もしいま私が風になれたなら

遠くの灯りが眩しすぎて、滲んで見える。
きれいなスクリーンショットの撮り方


Happy Halloween

Happy Halloween
Happy Halloween

西洋のお盆でしたっけ。
すてきな風習ですね。
でも近年、せっかくの悪趣味は倦厭されて、
怪物のかわりに野菜や妖精の扮装をするのが流行らしいです。


●おさびしやまの雪

「スナフキン…でも…」
ムーミンは恥ずかしそうにうつむきます。
しかしスナフキンは、ムーミンの肩を優しくなでながら
「おさびしやまの雪が溶けるのを見たことがあるかい?」
ムーミンは思わず
「おさびしやまの雪が?」
そう答えるやいなや、
スナフキンの手がムーミンのしっぽを柔らかく撫でました。
「おさ…ッ…ああぁんッ!」
甘美な痺れに、ムーミンは思わず声をあげますが、
階下のパパやママのことを思い出して、
手を口に当てました。

「ほら、もうこんなになってるじゃないか、
 ムーミンのおさびしやまが」
スナフキンはくわえた小枝をゆっくりと噛みながら、
かわいらしいおさびしやまを指さします。
「す、すなふきん…ちが…や…やあ」
ムーミンは体をよじって逃げようとするのですが、
スナフキンの細くて鍛えられた腕につかまれて
逃げることができません。

「ムーミン? おさびしやまの雪を溶かしてみるかい?」
スナフキンがムーミンの目を見つめています。
ムーミンもスナフキンの目を見つめています。

二人の眼の中に、二人だけが映っています。
ムーミン谷に、秋の風が吹いていました。


僕もスナフキンのように、
婉曲的な表現の達人になりたいです。
スポンサーサイト



ぽ。→  web拍手